シロアリ業者の見分け方
信頼ある会社・技術者を見分けるための5つのポイント
多くの会社で、シロアリ駆除を行っていますが、どの会社に依頼をしても、結果は同じという訳ではありません。
どの駆除会社も”一定の知識を持っている”という点では同じと言えますが、技術者の腕前は十人十色です。
特に、シロアリ駆除のようなキツイ仕事は、社員の定着率が非常に低く、経験の浅い技術者が施行しているケースも見受けられます。
このようなことから、大事なご自宅をシロアリから守るためにも信頼のある会社、技術者に依頼する必要があります。
ここでは、信頼のある会社・技術者を見分ける5つポイントについて解説します。
5つのポイントとは?
シロアリ駆除を値段だけで判断してしまうと、信頼ある会社を見分けることは難しくなってしまいます。
シロアリ業者を選ぶ時には、以下の5つポイントをチェックしてください。
シロアリ駆除の実績はどのくらいあるか?主業務としているか?
シロアリ駆除に限らず、やはり信頼できるのは『実績数』です。
実績が多いということは、それだけ過去の施行事例が多いということなので、過去の事例を元に、さまざまなケースに最適な対応をすることができます。
例えば、シロアリによる重大な被害があった場合は、柱のリフォームが必要な場合がございます。
そのような被害を見逃すことなく、最適な対応ができるということです。
ただ、実績といっても、注意してもらいたいことは、「会社全体の実績」ではなく、『技術者(担当者)の実績』で判断する必要があります。
会社によっては、「実績3万件」、「シェアNo.1」と大きな数字を掲げているところもありますが、会社全体の実績ではなく、『技術者(担当者)の実績』です。
いざ、依頼をしてみると、新人が担当となり、『シロアリを根絶できなかった』というケースがあると聞きます。
あなたのお家に来て作業する、技術者の実績はあるのかどうか?
を必ず確認しましょう。
また、便利屋さんのように、シロアリ駆除を主業務としていない会社も要注意です。
片手間でしっかりした施行ができるほど、シロアリ駆除はあまくはありません。
十分ご注意ください。
当社では、シロアリ駆除実績2000件以上の代表自らが、見積りから施行完了まで、全てをサポート致します。
『妥当な価格か?』『費用は明確になっているか?』
2つ目のポイントは、妥当な価格であるか?費用は明確になっているか?ということです。
費用面も大事な判断基準です。
費用だけで、依頼をして、「こんなはずじゃなかったのに…」とならないよう十分ご注意が必要です。
《費用は妥当か?》
財団法人経済調査会が算出した、全国平均単価は、1㎡あたり3,575円(1坪だと1万円前後)となっております。
この価格より高すぎる、安すぎる。というのは要注意です。
高すぎるというのは、言うまでもありませんが、安すぎるということにも注意が必要です。
価格を安くするために、人件費を削る、重労働を課すといった会社もあると聞きます。
そうなると、定職率が低くなり、いい人材が育たないといったことになり、「技術力が付いていないのに、駆除作業をしなければならない…」という悪循環になります。
また、人材だけでなく、薬剤にも影響を及ぼす場合があります。
安い薬剤を使用したり、過度に水で薄めた薬剤を使用する会社もあるようです。
なぜなら、料金の大半は薬剤となっているからです。
薬剤は、薬剤原液を仕入れ、水で薄めたものを現場で使用します。
そこには、メーカー基準があり、基準量よりも過度に薄めてしまうと、薬剤寿命が短くなってしまうのです。
薬剤には、5年の保証が付いていますが、5年を過ぎると一気に効果がなくなるものではありません。
経年と共に、徐々に効果が薄れていくのです。
過度に水で薄めたものは、効果が短くなります。
価格の安すぎる業者の全てではないと思いますが、十分注意の上、検討なさってください。
あなたのご自宅も守るためにも、全国平均よりも「安すぎる?」という場合は、ご注意ください。
《明確な費用を公開しているか?》
『明確な費用を公開しているか?』も重要ポイントです。
シロアリ駆除において、お客様との間でトラブルになる原因の一つに、「最初の見積りよりも、高い金額を請求されてしまう」ことです。
見積りでは、10万円と言っていたに関わらず、いざ施行をしてみると、被害状況が当初よりも大きく、総額で15万円になってしまった…。
というお話を聞くことがあります。
こういったケースは、『事前調査の不徹底』が原因となります。
また、最近は少なくなったようですが、初回の見積りを安くして、仕事を請け負う会社もあるようです。
このような金銭トラブルにならぬよう、会社選びの際は、明確な費用を公開しているか?という視点で、駆除会社を探してください。
>>>『当社の料金体系』はこちらをクリックしてください。
『目で見えないシロアリ被害箇所』を特定できるか?
シロアリ駆除技術者を見分ける2つ目のポイントは、『目で見えないシロアリ被害箇所』を特定できるか?ということです。
シロアリは、柱の表面に被害があるケースと、柱の内部に被害のあるケースに分かれます。
柱の内部に被害のあるケースは、見た目では被害状況が分かりません。
このようなケースは、経験の浅い技術者では十分な調査をすることが難しいのが現状です。
あなたのご自宅を守るためにも、『見えないシロアリ被害箇所を特定できるか?』をよく確認ください。
シロアリの生息パターンを知っているか?
シロアリ駆除技術者を見分ける3つ目のポイントは、『シロアリの生息パターン』をしっているか?ということです。
徳島のシロアリはヤマトシロアリとイエシロシロアリという2種類が存在します。
この2種類は、生息パターンが異なり、対処法が異なります。
この対処方を把握して、種類ごとに駆除することができるか?
を確認してください。
シロアリの種類を知りたい方は、
>>>『シロアリの基礎知識』
こちらをクリックください。
家の構造を理解できているか?
シロアリ駆除技術者を見分ける4つ目のポイントは、『家の構造』を理解できているか?とうことです。
シロアリの被害状態により、柱の一部に穴を空けて薬を注入する処置をいたします。
家の構造を理解していない技術者の場合、見当違いな場所に穴を空けてしまったり、構造上重大な場所に穴を空けてしまったり、といったケースがございます。
また、被害柱の状態を見て、リフォームや柱の補強を提案する場合がありますすが、家の構造を理解していない技術者の場合、「駆除をすれば終わり」といったように、提案をされないままになってしまいます。
そうなると、シロアリ被害による、スカスカの柱のまま、住み続けるしかありません。
あなたのご自宅を守るためにも、『家の構造を十分理解しているか?』を確認ください。
家の構造・シロアリ被害状況の詳細を知りたい方は、
>>>『シロアリ写真館』は
こちらをクリックしてください。
「シロアリ?」と思ったら早めに相談する。
- シロアリらしき虫を見かけた。
- 羽のあるアリが庭や家の中で見かける。
- 床がギシギシ音を立てるようになった。
- 床の凹みが気になるようになった。
- 庭にある樹木・木材・まくら木でシロアリを見かけた。
このようなことがあったら、なるべく早く相談することをおすすめします。
シロアリ被害は、自然消滅をすることはまずありません。
そのまま放置をされてしまいますと、被害が広がり、大事なご自宅を守れなくなる場合も発生するのです。
ぜひ、上記の5つのポイントをチェックして、信頼のおける会社・技術者になるべく早めに依頼しましょう。